松本太一録

記事タイトルを変更しただけでアクセスが2.5倍増加した実例

記事タイトルを変更しただけでアクセスが2.5倍増加した実例

先日「[SEO]アクセスアップのヒントはウェブマスターツールにあり」という記事を投稿しました。ウェブマスターツールのデータからタイトルが適切かどうかを調べる方法を紹介した記事でした。今回は、その方法をさらに手を加えてデータを見やすくする方法をご紹介すると共に、講じた対策が実を結んだので報告したいと思います。具体的には、タイトルにも書いている通り、アクセスが2.5倍増加しました。

対策を講じるべき記事の選出


まず、ウェブマスターツールからデータを抽出します。

  1. ウェブマスターツールの検索クエリを開きます。

  2. 記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した
  3. [表示]を変更します。25列だと少なすぎるし、100列だと多すぎると思ったので、僕は50列に設定しました。

  4. 記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した
  5. [フィルタ]ボタンをクリックして、検索を[すべて]に、場所を[日本]に、トラフィックを[表示回数/クリック数が10以上のクエリ]に変更し、[適応]をクリックします。

  6. 記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した
  7. 平均掲載順位を昇順に(掲載順位が高い順に)並び替えます。

  8. 記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した
  9. すると、いくつか関連するキーワードが見えてくると思いますので、それらに☆を付けておきます。

  10. 記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した
  11. もう一度、[フィルタ]ボタンをクリックして、[スター付きクエリのみ]にチェックをいれて、[適応]をクリックします。

  12. 記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した
  13. [CTR※]をクリックして、降順に(CTRが高い順)に並び替えます。(※CTR:Click-through Rateの略。「何回表示されたうち、何回クリックされたか」を示す。)

  14. 記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した

僕のデータで、ある関連するキーワードに注目して上記の操作をした時、下図のようになりました。

ウェブマスターツール
上記の方法でピックアップした時、満足なCTRが得られていれば対策をとる必要はありません。このデータの場合、最上位の73.0%以外は納得いかないCTRになっていることが分かりました。つまり、上位表示されているにもかかわらず、ユーザーに「この記事見てみたい」と思わせることができてないということです。

講じた対策


  • タイトルを変更しました。具体的な数字を盛り込みました。
  • 難しい表現をやめて、分かりやすい言葉に変えました。
  • Fetch as googleを使って、検索エンジンに変更を伝えた。


これだけです。

結果


アクセス解析には、Jetpackのサイト統計情報を使いました。なぜなら、このアクセス解析ツールなら、記事ごとのアクセス数が分かるからです。結果を下の図に示します。

記事タイトルを変更しただけでアクセス数が2.5倍増加した
タイトルを変更したのが、2月8日でした。この日と2月9日は数値が上昇中の過渡期とし、アクセス増加率の算出には、数値が安定している2月5日~2月7日と2月10~2月12日のデータを使いました。その結果、なんとタイトル変更によりユニークアクセス数が2.5倍増加しました。

考察


タイトルを変更しただけでユニークアクセス数が2.5倍増加しました。このことは、魅力的なタイトルを付けることの重要性を強く示しています。僕はこれまでにいくつのアクセスを取りこぼしてきたのでしょうか。

ウェブマスターツールを駆使すると、タイトルが適切かどうかを高い精度で確認することができます。アクセス解析にGoogle Analyticsを使っている方が多いと思います。Google Analyticsにも「検索クエリ」があり、CTRを表示してくれますが、ウェブマスターツールが圧倒的に使いやすいです。

検索エンジン経由でWEBサイトにアクセスを呼びこむためには、まず、検索結果で上位に表示されなければいけません。そのために検索エンジン最適化(SEO)を行うわけですが、いくら上位表示されてもクリックされなければ全く意味がありません。「ユーザーにクリックしてもらう」という第二関門が立ちはだかっています。実はここを乗り越えるのが一番難しいのかもしれませんね。SEOも大事ですが検索ユーザー最適化(Search & User Optimization:SUO)も並んで大事だということが今回の一件で痛感しました。

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  • コメント ( 4 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. 松本さま

    ご丁寧な返信ありがとうございました!!

    なるほど~
    あらためて読ませて頂いて、
    「狙っているキーワード+複合キーワード」かな?と、理解しました^ ^
    。。。違ってますか?^▽^;

    わたしのサイトの結果を見てみると、
    CTR最上位は、50%で、39%、30%と続きます

    松本さまの73.0%はすごいですね!!

    やっぱり、そのくらいの数値が出ないとダメなのですね~(TεT)

    PS:松本さまのサイトのデザイン、シンプルでありながらも上品な色使いで、とても読みやすくて好感を持ちました!WordPressなのですか?だとすれば一緒なのです(笑)何かのテンプレートを使っているのでしょうか?それとも。。。ご自分でデザインされたんですか?色々聞いてしまってスミマセンm(_”_)m

  2. はじめまして!「ウェブマスター向けコミュニティ」から訪れました^ ^
    とても興味深い記事ですね^ ^参考にさせていただきたいのですが、1点伺ってもよろしいですか?

    > すると、いくつか関連するキーワードが見えてくると思いますので、それらに☆を付けておきます。

    の、「関連するキーワード」とは、具体的に、何に関連するキーワードの事なのでしょうか・・・

    理解力に乏しくて申し訳ありませんが、ご教示いただけましたら幸いです

    • yukiさん、コメントありがとうございます。わかりづらい表現になっていたことをお詫び申し上げます。解説し直しますね。

      たとえば、yukiさんが「ニキビ」に関する記事をお持ちだとします。この記事にはきっと色んな複合キーワードで検索されているはずです。

      「ニキビ 薬」
      「ニキビ 市販薬」
      「薬局 ニキビ 薬」
      「ニキビ 早く治す方法」

      などが考えられます。

      こういう風な、ある特定の記事にアクセスされた複合キーワード群を、この記事の中では「関連するキーワード」と表現しました。これらのキーワードに☆を付けていきます。

      こちらの説明でご理解できましたでしょうか。また何かご質問やご意見がございましたら何なりとおっしゃってください。

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